岐阜木材業界新年互礼会(pine tree)

 

本日は岐阜木材業界新年互礼会にお伺いしました。

吉田実行委員長のご挨拶で、木材の利用で体に治癒効果が有り、健康年齢が3歳程度伸ばせる 話や、高齢の木は二酸化炭素を吸わなくなる為、SDGsの観点からも定期的な伐採の重要性をお話しされました。

岐阜県は日本国内での森林率が高知県に次ぐ第2位の日本有数の森林県です。

バブル崩壊以降の国産材の価格下落や、洋風生活スタイルの浸透、住宅における大黒柱や床の間、梁の排除等、日本のスギやヒノキのA材と呼ばれる高品質な木材の需要が低迷しています。

価格の面では北米やアジア、欧州からの輸入材の方が安くなってしまう等、日本の森林伐採コストの高さの問題もあります。

その一方で、CLT工法というヨーロッパで普及している高層木造住宅の建築技術の開発等、新技術による国産材の復権も期待されます。

山林の登記がされておらず、相続してもどこが自分の敷地か分からない等の根本的な問題も有り、日本の林業の課題は根深いです。

平野祐也自身も商社時代に木材輸入や海外での植林会社経営に携わっていた為、日本と世界の違いは認識しておりますが、どうしたら林業が活性化するかの方策が浮かびません。

皆さん、是非ともアイデアを頂きたいと思います。

平野祐也を育てる会

 
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