県外視察2日目 大分県大分市、宮崎県児湯郡高鍋町🐃
本日は県外視察2日目。
まずは大分県警の鑑識科学センターに伺いました。
いわゆる「科捜研の女」のドラマの世界ですが、伺うと全く実態とは違うそうです。
当然岐阜県にも鑑識は有りますが、それを県警本部から独立して規模を拡げて行っています。
色々な大学や研究施設、民間企業とも連携して事件解決や新技術の開発をしていました。
内容については犯罪の助長になってしまいますので中々書きにくいですが、豆知識としては警察官では無いので警察手帳は持っていないそうです。
その後は陸路宮崎県へ。
全国高校生の「和牛甲子園」において、第一回は飛騨高山高校が優勝でしたが、そのライバル高がこちらの県立高鍋農業高校です。
旧高鍋藩の舞鶴城跡にあるため、お堀や大手門跡、明倫堂跡などの史跡があり、歴史と伝統の由緒ある高校です。 園芸科学科、畜産科学科、食品科学科、フードビジネス科に分かれており、畜産や園芸学科は全寮制とのことです。
校内面積は東京ドーム10個分もあり、敷地内各地で広々と学習しています。
実は農業高校の卒業生は岐阜県内においても殆どが農業関係に就職しないということが問題になっています。
県内農業高校の一例として、120人卒業生がいても高卒で農業農協に就職するのが3人程度です(進学後就農は除く)。
こちらの高鍋農業高校でも年代にもよるそうですが2〜3割程度しか就農しないとのこと。
農業の担い手不足が叫ばれていますが、こうした農業人材を取り込めていないことは大きな問題だと思います。
夜は宮崎市内にて夕食後に「ニシタチ」と呼ばれる飲食街を散策し、宮崎市最古のバーである昭和31年創業の赤煉瓦さんにお邪魔しました。
宮崎市は初めてでしたが趣きのある飲食街と締めの織田薪のうどんは宮崎の良い思い出になりました。
平野祐也を育てる会