【重要】〜各務原市内全ての小中学校を維持する方針の都市計画を決定🏫〜

 

これまで出ては消える「小中学校の統廃合」について、今回開催された各務原市都市計画審議会で1つの結論が出されました。

僕の母校である「緑苑小学校」は統廃合の議論の筆頭でした。

現在は在校生が200人を切って久しく、こうした話はとても寂しい思いで聞いており、地域の方も不安だったと思います。

そんな中で、全ての小中学校を地域の核として維持していく為に、「都市計画学校」として決定しました。

「都市計画学校??」となる方も多いと思いますが、これは岐阜県で初めての指定となります。

この指定によって何が起こるかと言うと、小中学校を都市計画の中に明確に位置付けることで、今後必要となる改修費等を、「街づくりの拠点」として国の財源や都市計画の財布を併用しながら維持出来る様にします。

近年少子高齢化が進み小中学校の統廃合が進む中で、各務原市としては難しい決断だったと思います。

産業と公共交通機関が充実しており、子育て世代の流入がまだ見込める各務原市だからこそ出来た決定だとも思います。

小中学校が無くなった町に住もうとする子育て世代は少ないと思いますので、この決断を応援したいと思います。

これから重要なのは、高齢化した住宅団地の世代交代を進める施策や、小規模校ならではのオンライン教育やプログラミング等を含む、先進的な教育体制の構築が必要だと思います。

コロナ禍においては、小規模校は密にならずに済みますし、タブレット等の導入もしやすくなります。

先生としても生徒が少なく指導もきめ細かく出来るため、いじめ等が少ないという利点も指摘されています。

一方で、クラス替えが無く人間関係が固定される、イベントが開催しにくい等のデメリットも指摘されます。

そこはオンライン等駆使して、様々な交流を持たせたり、メリットを伸ばす施策を打ち続けるしか無いと思います。

そうした結果、教育環境が評価されてまた子育て世代が増えるという前向きなサイクルを回す為に、「ピンチをチャンス」に捉えて政治家として行動していきたいです。

今回の決定は、統廃合を決定するよりも難しい選択だったかもしれません。

しかし各務原市は「みなさんの母校や地域を守る」という意思表示をしたとも言えます。

あとは是非地域の皆さんで、「どの様に教育環境を充実させて行くか」、「地域コミュニティを今後どの様に維持していくか」を一緒に考えて頂きたいと思います。

また皆さんのご意見を頂ければと思います。

引き続き宜しくお願い申し上げます。

平野祐也を育てる会

 
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